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種族の分類

大種族と種族、主種族と副種族、内観的種族と外観的種族

  神魔の存在としてあらゆるものを平等に見ていく場合、神や天使・堕天使・悪魔などの呼ばれ方、人への影響の仕方に応じた称号を踏まえて再分類していく必要があります。そこで、まずは神魔の分類に必要な2つの軸「種族」と「属性」によって、理解しやすい言葉で再分類を試みていき、その2軸の大枠をそれぞれ提案していきます。特に「種族」についての分類の重要度は神魔学において高いものとしていきます。

 この節では、「種族」について述べます。特にこの項では、種族についての説明を述べ、次の項では、種族の大枠の一覧を説明し、3つ目の項ではその具体例をあげていきます。

 

大種族と種族(大カテゴリと小カテゴリ)

 「種族」のなかで神・龍などの大まかな分類を「大種族」といい、その中で更に細かく分類された天神・冥神・守護神や龍神・龍王・龍鳥などを「種族」という。

 

主種族と副種族

 「種族」はより個の特徴が表現されながらも他の個と類似を明確にしたいため1つの所属に収める必要がないようにするが、複雑になりすぎても再分類の意味を持たないこともある。そこで、最も神魔の個を表現していると思われるものを「主属性」、その補足的に表現するものを「副種族」とし、この2つの属性は「内観的種族」と「外観的種族」の中で各1種ずつにしか分類できないと条件付ける。

 つまり2種族属する場合、内観的種族の中の2種族で分類することも外観的種族の中で2種族に分類することもせず、必ず内観的種族1種・外観的種族1種の分類をするということである。また、同じ「大種族」の中で2種族以上分類することもできないようにする。

 

内観的種族と外観的種族

「内観的種族」

 地位的種族ともいい、神・鬼・霊、その他の種族のこと。見た目ではなく、人にどのような地位・関係で影響してきているかなど、立場により分類されたものである。内観的種族には、最も有権で崇高な立場とされてきている神魔「神族(天神・冥神・守護神・死神・荒神・邪神)」、神族が神として存在するための密接な関わりをもつ神魔「鬼族(鬼神・飛天・闘鬼・邪鬼・堕天使・魔王)」、神族・鬼族と人との関わりももつ神魔「霊族(神霊・地霊・精霊・妖精・亡霊・悪霊)」、その他の多くの関わりを持つ存在(人神魔)「その他(原初神魔・造魔・人)」がある。

「外観的種族」

 地位や関係の影響よりも見た目の形の特徴を主にして分類された種族である。また、各大種族の中には前述した「内観的種族」も混在している(龍神と邪龍などのように)。外観的種族には、龍・蛇や伝説的な爬虫類・魚類なども分類されている神魔「龍族(龍神・龍王・龍鳥・鱗蛇・邪龍)」、鳥類や飛行能力を有する神魔「鳥族(神鳥・聖鳥・鳥獣・怪鳥・凶鳥)」、哺乳類をモデルとする神魔「獣族(神獣・聖獣・妖魔・妖獣・魔獣)」、虫類を象る神魔「蟲族(聖蟲・妖蟲・凶蟲)」、植物の要素をもつ神魔「樹族(神樹・妖樹)」がある。