統合神話学において、全ての空間は必ず分類されるべきであるという前提条件が必要である。現段階においては、全ての空間は必ず十種の世界「十界」に属するという前提条件が有効であると考えた。
「 十界」というものは、「時の柱」・「六界」・「混沌の三世界」の総称である。これについては別の節項で解説する。
(同章2節2項「六界」と2節3項「混沌の三世界」と2節4項「時の柱」 )
空間にはまず、大きく分けて2つの集合体である「原初空間」と「創造空間」に分類できる。それに加えて「時の柱」という空間がある。また、創造空間はさらに「神魔空間」と「特殊空間」の2種類に分けることができる。原則すべての世界がこれらの空間の特性に属するものとする。これに関しては、現時点ではこの性質の分け方に漏れているものはまだ見つかっていないが、常に世界の研究を進めて世界の分類方法を改善する必要がある。