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十界:統合神話学の世界の捉え方

 統合神話学において、全ての空間は必ず分類されるべきであるという前提条件が必要である。現段階においては、全ての空間は必ず十種の世界「十界」に属するという前提条件が有効であると考えた。

 「 十界」というものは、「時の柱」・「六界」・「混沌の三世界」の総称である。これについては別の節項で解説する。

(同章2節1項「十界」2節2項「六界」2節3項「時の柱」 )

 

 空間にはまず、大きく分けて2つの集合体である「原初空間」と「創造空間」に分類できる。それに加えて「時の柱」という空間がある。また、創造空間はさらに「神魔空間」と「特殊空間」の2種類に分けることができる。原則すべての世界がこれらの空間の特性に属するものとする。これに関しては、現時点ではこの性質の分け方に漏れているものはまだ見つかっていないが、常に世界の研究を進めて世界の分類方法を改善する必要がある。

 

「原初空間」:一つ神魔の存在が空間そのものをなしている空間。原初神魔そのものが空間である。

・「奈落界」:神と呼ばれていない神魔の住む世界。

・「混沌界」:神と呼ばれていない神魔の住む世界。

・「宇宙界」:混沌の中に生まれた成長し続ける原初神魔コスモス。星雲や銀河系・惑星が点在する。

・「真大空界」:混沌の中に生まれたガイアの上を覆うように存在する原初神魔ウラノス。神話の空。

・「真大地界」:混沌の中に生まれた原初神魔(地母神)ガイア。神話の地。

  

「創造空間」:神魔が創りだした空間

➢「神魔空間」:創造主の神魔(創造空間の作成者)が暮らすための創造空間。

・「神界」:神と呼ばれる神魔の住む世界。

・「魔界」:神と呼ばれていない神魔の住む世界。

「特殊空間」:創造主の神魔がほかの目的をもって作りだされた創造空間。人の生死管理のために用意した空間。

・「天界」:霊魂(と幽体・肉体)を歓迎して冥界と別の生活を営わせさせるための世界。

・「冥界」:霊魂(と幽体)の収容所・管理施設のための世界。

 

「時空間」:あらゆる空間の時間がある空間。時空のターミナル。

・「時の柱」:すべてに存在する神魔である原初神魔クロネス(或いはクロノス)。それの流れ方も違い、また、それが動いているか止まっているかも違うが、それはすべての世界にある。どの神魔も、それがないと何もできない。