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2節3項 混沌の三世界について

「混沌の三世界」

混沌界の中に生まれた原初神魔そのもの。混沌界の中に小さな複数の原初空間が含まれており、これらを「混沌の三世界」と呼ぶ。「宇宙界」は複数点在しており、「真大空界・真大地界」は隣接している宇宙界は神話の宇宙という。

 

宇宙界(コスモス)

混沌界に突然の流動的現象が生まれ成長し続けている空間。原初神コスモスそのもの。単数はコスモであり、比較的大きな単数はマクロコスモ、小さな単数はミクロコスモという。

集合神格化がコスモスという原初神魔であり、ウラノスを覆うようにある宇宙を「神話の宇宙」とよび、最も原初神コスモスの声を聴くことができる空間とされている。

宇宙界は一つではなく、いくつか存在しているが、混沌界はあまりにも大きい空間なので、他の宇宙空間と接触するのは難しいが接触する場合もあるかもしれない。また、泡状にコスモが隣接している場合はコスモスと複数形で表現される。

このどこかの宇宙空間の銀河系・天の川星雲・太陽系の惑星「地球」に生息している地球人は、宇宙空間はビッグバンにより誕生したと解釈している。

 

真大空界(ウラノス)

混沌の中に生まれたガイアの上を覆うように存在する原初神魔ウラノスそのもの。「神話の空」と呼ばれる。地球人が誤って伝えられ続けていたとする「平らな大地」の上に広がる大空のこと。

原初神

特殊な大気や魔力のせいか、空中に地形が存在し浮遊大地が点在し、そこに神魔や人が暮らしている。ウラノスやガイアに暮らす民を「神話の民」と呼ぶがその種類や考え方も様々である。

それぞれの人(獣人・人獣・亜人)などが世界・国をなし信仰神魔や害を及ぼす神魔も多岐にわたる状態で暮らしている。そのため、自分たちの浮遊大地が唯一の世界だと考える民や、ほかの世界もあることを理解し複数の世界で貿易・政治活動に取り組む民もおり、文明・宗教・世界観・固定概念には差がある。

 

真大地界(ガイア) 

混沌の中に生まれた原初神魔ガイア(地母神大地の女神)そのもの。「神話の地」と呼ばれる。地球人が誤って伝えられ続けていたとする現存する「平らな大地」である。しかし、地球人たちが、自分たちの住む地球のことをその神話の地であると思い込み、平らであると人間が解釈してしまっていたが、最近はそう考える地球人も少ない。

人(獣人・人獣・亜人)などが世界・国をなし信仰神魔や害を及ぼす神魔も多岐にわたる状態で暮らしている。各テリトリーをそれぞれの神魔が役割を果たしている。例えば、神話のように太陽・月が大地の端から端へ動いたり(或いは動かす神魔がいたり)、朝と昼の神魔によって時間間隔を整えていたり、西の果てや地下に冥界や魔界等の世界へ移動する箇所(ワープポイント)があったりする。

人にとっては、まだまだ未開な地が多く、自分たち以外の人や神魔がいると認識している民でさえ、このガイアを知り尽くした・探索し尽くしたものはいない。