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第2章 世界

2節 十界について

 統合神話学において、全ての空間は必ず分類されるべきであるという前提条件が必要である。現段階においては、全ての空間は必ず十種の世界「十界」に属するという前提条件が有効であると考えた。

 「 十界」というものは、「時の柱」・「六界」・「混沌の三世界」の総称である。これについては別の節項で解説する。

(同章2節2項「六界」2節3項「混沌の三世界」2節4項「時の柱」 )

 

「原初空間」:一つ神魔の存在が空間そのものをなしている空間。原初神魔そのものが空間である。

・「奈落界」:神と呼ばれていない神魔の住む世界。

・「混沌界」:神と呼ばれていない神魔の住む世界。

・「宇宙界」:混沌の中に生まれた成長し続ける原初神魔コスモス。星雲や銀河系・惑星が点在する。

・「真大空界」:混沌の中に生まれたガイアの上を覆うように存在する原初神魔ウラノス。神話の空。

・「真大地界」:混沌の中に生まれた原初神魔(地母神)ガイア。神話の地。

  

「創造空間」:神魔が創りだした空間

➢「神魔空間」:創造主の神魔(創造空間の作成者)が暮らすための創造空間。

・「神界」:神と呼ばれる神魔の住む世界。

・「魔界」神と呼ばれていない神魔の住む世界。

「特殊空間」:創造主の神魔がほかの目的をもって作りだされた創造空間。人の生死管理のために用意した空間。

・「天界」:霊魂(と幽体・肉体)を歓迎して冥界と別の生活を営わせさせるための世界。

・「冥界」:霊魂(と幽体)の収容所・管理施設のための世界。

 

「時空間」:あらゆる空間の時間がある空間。時空のターミナル。

・「時の柱」:すべてに存在する神魔である原初神魔クロネス(或いはクロノス)。それの流れ方も違い、また、それが動いているか止まっているかも違うが、それはすべての世界にある。どの神魔も、それがないと何もできない。